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市指定有形文化財   彫刻

もくぞうじぞうぼさつざぞう・もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう・もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう
木造地蔵菩薩坐像・木造不動明王立像・木造毘沙門天立像 3躯
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所有: 宗教法人 天徳寺
所在: 防府市大字下右田
指定: 平成11年(1999)8月6日
地蔵菩薩坐像は総高289.0p。ヒノキ材の一木造り。この時期の丈六(じょうろく)の地蔵菩薩坐像は県下でも珍しく貴重な作例である。
不動明王立像は総高174.5p、ヒノキ材の一木造り。古代の板光背(こうはい)を残しており、等身大の古式の不動明王立像の遺例として貴重である。毘沙門天立像は総高177.1p、ヒノキ材の寄木造り。堂々とした体躯には力強い量感が感じられ重厚な趣があるが、動きがひかえめで、穏やかな均整のとれた姿態には藤原時代の作風がうかがえる。
3躯はともに平安時代後期(藤原時代末期)の制作である。地蔵菩薩坐像の胎内に墨書された元文5年(1740)の修理銘によると、この3躯は大同3年(808)に創建された十輪寺の本尊ならびに脇侍であると伝えられている。十輪寺は江戸時代に法雲寺と寺号を改めたが明治維新後廃寺となり、3躯は本寺である天徳寺に移された。


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