もどる
トップページに
もどる
国指定重要文化財   考古資料

てついん とうだいじつちいん
鉄印 東大寺槌印 1顆
所在地を地図で表示します

 
この写真をクリックすると拡大表示します
クリックすると写真が
拡大表示されます
所有: 宗教法人 阿弥陀寺
所在: 防府市大字牟礼
指定: 昭和25年(1950)8月29日
 縦5.4cm、横3.3cm、高8.2cm(印部)、柄の長さ27.2cm。印面に「東大寺」の3字が陽鋳されている。「槌印」の名は形が槌に似ていることに由来する。
 俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)の指揮のもと、文治(ぶんじ)2年(1186)から東大寺再建のために切り出された材木は木屋所(きやどころ)に集積された。そこで東大寺が任命した山行事職(やまぎょうじしき)の橘奈良定(たちばなのならさだ)が材木を検査し、合格した材木に本槌印を押していたのである。
その後奈良定の子孫は土着し、八坂(やさか)村(徳地町)で百姓となっていたが家に代々伝えていた槌印を寛文(かんぶん)5年(1665)、右田領主毛利就信(なりのぶ)がこれを求め、東大寺ゆかりの阿弥陀寺に寄進した。就信の名で出されたその時の寄進状は『阿弥陀寺文書』(県指定文化財)の第5巻に収録されている。東大寺再建時に、実際使用していた道具として貴重なものである。


このホームページ内で提供される
テキスト、資料、写真、グラフィックス、データ等の
無断使用を禁じます。
Copyright 2001,Hofu Virtual Site Museum,Japan