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国指定重要文化財   書跡

しほんぼくしょとうだいじりょうすおうのくにみやののしょうでんばたとうりっけんもん(けんきゅうろくねんくがつにち)
紙本墨書東大寺領周防国宮野庄田畠等立券文(建久六年九月日) 1巻
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所有: 個人蔵
所在: 防府市国衙
指定: 昭和25年(1950)8月29日
 縦28.0cm、全長14.05m。楮(こうぞ)紙30枚が継がれた巻子(かんす)装となっている。
建久6年(1195)に周防国宮野庄(山口市宮野)東大寺領の東西南北それぞれの境を定めた書類で、巻首に俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)の袖判がある。重源は宣旨(せんじ)を受けて周防国府と東大寺から各1名の立券使の派遣を受けて境界を定め、標識を立てて田畠、在家の目録を作成したのである。
宮野庄は当初、宋(そう)(中国)の工匠陳和卿(ちんなけい)に与えられていた。彼は東大寺再建において大仏殿造営の棟梁(とうりょう)として尽力したことにより、工作料、衣食料費として宮野庄を与えられたが、これを東大寺に寄付している。
 重源が防府に滞在した当時の東大寺再興と周防国との関係を知る史料として貴重なものである。


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