もどる
トップページに
もどる
市指定有形文化財   彫刻

こんどうびるしゃなぶつざぞう
金銅毘廬舎那仏坐像 1躯
所在地を地図で表示します

 
この写真をクリックすると拡大表示します
クリックすると写真が
拡大表示されます
所有: 宗教法人 満願寺
所在: 防府市松崎町
指定: 平成元年(1989)8月18日
 本像は、もと防府天満宮の筆頭社坊(しゃぼう)であっただい大専坊(だいせんぼう)の本尊として安置されていたものである。
 像高77.0cm、惣型(そうがた)による一鋳造りである。銅厚は像底部付近で0.4〜0.6cm平均と薄く、像底から見ると、鋳造時に用いたと思われる鉄芯が頭から胸あたりまで長さ23cm程残っている。顔面や腹部にはやや赤味をおびた鍍金(ときん)のあとがある。
 オチョボ口に長い顎(あご)と首、太い輪を重ねたような三道(さんどう)の表現に特色があり、下ぶくれで柔和な面相は高麗(こうらい)仏の特徴がよく表れている。また、着衣の表現や右手の第2指を左手で握る逆手智拳印(ちけんいん)は特徴的なものである。全体的に平板で硬い造形と頭部を前方に傾けた姿勢などから、制作は高麗時代末期(14世紀後期)ごろと思われる。
 朝鮮半島からの渡来仏(とらいぶつ)であるが、その伝来は不明である。


このホームページ内で提供される
テキスト、資料、写真、グラフィックス、データ等の
無断使用を禁じます。
Copyright 2001,Hofu Virtual Site Museum,Japan