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県指定有形文化財   彫刻

こんどうびるしゃなぶつざぞう
(じでんだいにちにょらいぞう)
金銅毘盧舎那仏坐像
(寺伝大日如来像) 1躯
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所有: 宗教法人 国分寺
所在: 防府市国分寺町
指定: 平成元年(1989)3月28日
 本像は、寺伝によると大日如来として安置されており、両手を胸前に上げ右手で左手第2指を握る智拳印(ちけんいん)を結んでいる。
 像高51.6cm、本体部は惣型(そうがた)による一鋳造りで、銅厚は像底部付近で0.3〜0.6cm平均と薄く、像底からみると円形の穴があって、鋳造時に鉄芯を差し込んだ跡と思われ、像内には灰色の中型がわずかに残っている。顔面・両脇・背面には赤味の強い鍍金(ときん)のあとがある。
 ずんぐりと丸みの強い像容と頭・体部を直立させた形態は、高麗(こうらい)時代中期の仏像にたびたび見られるところで、朝鮮半島からの渡来仏(とらいぶつ)である。制作時期は13世紀後期ころと思われる。わが国における高麗仏の数少ない遺存例の一つであるとともに、智拳印を結ぶ毘盧舎那仏は、朝鮮半島でも遺存例がきわめて限られていることから、本像は貴重なものである。 


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