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| 所有: |
宗教法人 護国寺 |
| 所在: |
防府市本橋町 |
| 指定: |
昭和51年(1976)11月24日 |
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笠塔婆は、柱状の塔身(とうしん)の上部に笠石(かさいし)をのせたもので、死者の霊を慰めるための供養塔である。
当寺の笠塔婆は、高さ89cm(宝珠(ほうじゅ)は除く)、幅45cm(下段基礎正面部分)で、凝灰岩(ぎょうかいがん)製である。銘文には貞永(じょうえい)元年(1232)刑部(おさかべ)氏の中子(なかつこ)を供養するため建てたと記してある。
全国的に古い物では平安時代末に製作されたものが幾つかあるが、塔身のみ残っている場合が多く、当笠塔婆のように笠や基礎が当初のまま残る(宝珠は後補)ことは貴重である。また一般に笠塔婆は、塔身がそのまま地中に埋め込まれていることが多いが、当笠塔婆には立派な基礎があり、そこに梵字(ぼんじ)を入れた意匠(いしょう)や、塔身下辺の巴文(ともえもん)を配した装飾は、鎌倉時代の特色をあらわしたものである。他に例を見ない優れたものである。 |
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